『SUZURI(スズリ)』を実際に使ってみて感じたメリット・デメリット


オリジナルグッズ作りたいんだけど、在庫抱えるの怖いよ……

それなら『SUZURI(スズリ)』を使ってみるのはどう?

SUZURI?でもそんな在庫を抱えないでできるグッズなんて、裏があるんじゃないの〜?

初めて使うサービスは不安がいっぱいだよね!!
私は2018年からSUZURIを使ってきたから、実際に使って感じたメリット・デメリットを紹介するね!!
グッズを作る時、躊躇してしまう理由の1つに『初期費用』や『在庫を抱える事』などがあります。
そのハードルが一切なくなるサービスが『SUZURI(スズリ)』です。
今回は、SUZURI(スズリ)を2018年から使っていて感じたメリット・デメリットを紹介します。
SUZURIはとにかくお手軽ですが、自分のお店と呼ぶには自由度が低いです。
もっと自分だけのオリジナルアイテムを増やしたい人は、在庫を抱えないアイテムも一緒に並べられる『BASE(ベイス)』がオススメ。
\無料で簡単に作れる/

『BASE(ベイス)』と『STORES(ストアーズ)』で悩んでいる人はこちらの記事がおすすめです。

- SUZURIのメリットデメリットを知りたい人
- 在庫を抱えないでネットショップを持ちたい人
- イラストレーターの人
『SUZURI(スズリ)』とは
まずはSUZURI(スズリ)のサービスについて詳しく紹介します。
SUZURI(スズリ)は、『JUGEM(ジュゲム)』や『minne(ミンネ)』などの人気サービスを運営している、GMOパペボ株式会社が手がけるオリジナルグッズを手軽に製作・販売できるサービスです。
自分でデザインしたものや撮影したものを使って、自分だけのオリジナルグッズを作れるんです。

『 欲しいものは、作ればいい 』
ホームページは、クリエイターの心を刺激するキャッチコピーで、お出迎えしてくれています。
『SUZURI(スズリ)』で作れるグッズの種類は57種類!!

2023年1月現在、作れるグッズは『ファッション』『スマホケース』『バッグ』『日用品』『雑貨・文具』『ベイビー』といった、6つのカテゴリーがあり、57種類のものが作れます。
常にユーザーにとって欲しいであろう商品を模索して追加してくれるSUZURI(スズリ)さん、ありがとうございます。
2020年5月下旬には、シルクスクリーン印刷も始まりました!!
どんなものが作れるのか、もっと詳しく知りたい人はこちらの記事をご覧ください!!

SUZURI(スズリ)の57種類も十分多いんですが、アイテムの種類にもこだわりたい人はBASEがおすすめ。
BASEですと、pixivFACTORYやCanvathと連携することで60以上のアイテムを在庫を抱えず受注販売で作ることができます。
\無料で簡単に作れる/
それぞれのネットショップサービスには特色があります。
自分に合ったネットショップサービスを知りたい人はこちらの記事をご覧ください。


クリエイターに優しい『SUZURI(スズリ)』のメリット
実際に使ってみて、まず感じた事はとことんクリエイターファーストということ。
クリエイターのグッズ作りを全面応援したプラットフォームです。
SUZURI(スズリ)のメリット
- 初期費用がかからない
- 売れなかった時の赤字リスクがない
- 在庫を抱えなくて良い
- モール型のネットショップなので集客が少なからずできる
- YouTubeのチャンネルと連動できる
それでは、SUZURI(スズリ)のメリットについて、もう少し詳しくみていきましょう。
初期費用がかからない

オリジナルグッズを作る時、最初に出くわす問題は『初期費用』です。
どんなグッズを作るにしても、グッズを作るための費用が必要になってきます。
SUZURI(スズリ)はその初期費用が全くかからない。
登録料も無料、在庫も抱えないので本来かかる最初のグッズ制作の代金がかかりません。
オーダーが入って初めてグッズを作る料金が発生しますが、SUZURI(スズリ)側で発送まで全てしてくれるので、自分のところには差し引かれた利益が振り込まれるだけです。
グッズを作るハードルがいっきに低く……いや。
全くなくなりました!!
赤字になるリスクが無い

グッズを作る時、一定数売れて初めて利益に変わります。
一定数をこえるまでは赤字です。
ですが、SUZURI(スズリ)の場合受注生産なので、売れた瞬間に利益に変わります。
在庫を抱えなくていい

在庫は家のスペースを奪います。
売れなければ資産が死産になります。
保管の仕方によっては商品が劣化してしまう恐れもあります。
在庫を抱える不安は思った以上にあります。
クリエイター側に生じる、いろんなリスクをSUZURI(スズリ)では軽減してくれています。
モール型のオンラインショップなので集客が不安な人にピッタリ
ネットショップを始める時に、でくわす問題が『モール型』か『カート型』……。
SUZURI(スズリ)はモール型に属します。
自分で集客するのが難しい人はモール型で挑戦してみることをおすすめします。
SUZURI(スズリ)は、モール内でピックアップをしてくれます。

と言っても、モール型にももちろんデメリットがあります。
自分だけのお店ではないので、他のお店に埋もれる可能性が高いです。
ということで、SUZURI(スズリ)ではピックアップされることが大切。
ピックアップの基準は、新しく作成されたアイテムの中で運営スタッフの目に止まったもの!!
必ずピックアップされる訳ではありませんが、新しいアイテムをどんどん更新していくことで選ばれる可能性が高くなります。
ネットショップを持っているのに、商品が売れない人はコチラの記事をご覧ください。
商品が売れない理由と対策について記事にしています。

YouTubeのチャンネルと連動できる

YouTubeチャンネルが収益化の条件をクリアしている場合、チャンネル上でグッズを表示できるようになります。
その表示が簡単にできるのが『グッズ販売プラットフォーム』と呼ばれているもので、SUZURI・Spring・Spreadshopの3つのサービスが指定されています。
BASEやSTORESはこのグッズ販売プラットフォームには属していないので、YouTubeと連動することはできません。
実際私はYouTubeとSUZURIを連動させる申請を先日出しましたが、とても簡単に設定できました。


『SUZURI(スズリ)』のデメリット
メリットは本当にクリエイター目線だという事。
しかし、メリットばかりみていても、自分に合っているサービスなのかわかりません。
実際に使ってみて見えてきた、デメリットな部分もまとめておきます。
SUZURI(スズリ)のデメリット
- 購入者との距離が遠い
- 購入者に届くまで時間がかかる
- 割高になり利益率は低くなる
購入者との距離が遠い
私はBASEをメインにネットショップを運営しているんですが、オーダーされた品物と一緒にTHANKSレターやおまけを同封しています。
ですが、SUZURI(スズリ)で商品が売れた時、通知がきて終わりなんです。
便利なサービスですが、購入者との距離が遠く感じます。

更に、アカウント登録していない人は「誰か」となってしまい、一体誰が買ってくれたのかわからない部分にデメリットを感じました。
購入者との距離も大事にしたかった私は、現在BASEをメインにSUZURIとSTORESを利用しています。
\ 購入者との距離を意識したい人は /
受注生産なので購入者に届くまでに時間がかかる
クリエイター側が在庫を抱えないで済むための工夫が受注生産です。

商品が購入されてからアイテムは作られます。
そのため、購入者側に商品が届くまでに1週間〜2週間かかることも。
SUZURIを知っている人からすると当たり前でしょうが、SUZURIを初めて使う人からすると翌日配送に慣れているので発送時期を見ていなくて不安に思うお客様もいます。
割高になり利益率が低くなる
在庫を抱えなくてすむのは、クリエイター側のリスクがなくなるので本当に嬉しい事。
でも、在庫を抱えない商品1つ1つの価格は割高になります。
割高になったとしても、売る時の値段はなかなかあげる事はできません。
相場のようなものがあるので……。
その結果、利益率は下がります。
手始めに始めるにはSUZURIはおすすめですが、在庫を抱えてもお店をやっていけるようになったら、BASEやSTORESのようなカート型のオンラインストアを使うことをおすすめします。
品質管理ができない

自分の手元から送る訳では無いので、どんな商品を送ったのか確認することができません。
画像1枚で作れる事はクリエイター側からしたらメリットですが、こだわりがある人には不向きかもしれません。
どんな仕上がりになるか確認したい人は、まずは自分で購入してからショップで公開する事をおすすめします。
こちらの画像は、SUZURIのミニクリアマルチケース。
実際に注文してみました!!


さいごに
私自身初めてグッズを作ろうと思った時、初期費用の部分でなかなか重い腰があがりませんでした。
ですが、SUZURI(スズリ)のクリエイターファーストなサービスのおかげで、ネットショップの初めの1歩を踏み出すことができました。
商品として売るだけでなく、友人や家族に『世界に1つだけのオリジナルグッズ』をプレゼントするのにももってこいのサービスです。
これを機に、ぜひ自分のお店を持ってみてください。
\ 気軽にネットショップを始めてみる /
カート型のショップを開きたい人はBASE(ベイス)がおすすめです!!
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