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ASPカートとは?ASPカートを使う時のメリット・デメリット

ASPカート
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ネットショップを始めようと思ったら『ASPカート』ってワードが出てきたんだけど……なに?

ECサイトの構築方法の1つだね!!

ネットショップを開業しようと思い調べていると、ASPカートというワードに出会うと思います。

この記事ではASPカートとはどんなサービスで、どんなメリット・デメリットがあるか紹介していきます。

この記事はこんな人にオススメ
  • ASPカートを知りたい人
  • ASPカートのメリット・デメリットが知りたい人
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ASPカートとは

ASPカートとは、ネットショップの運営に必要な機能を持つECサイト構築システムの1つです。

欲しいと思ったものをカートに入れて、買うものを決めたら支払い方法の選択と発送先を入力して注文確定……ネットショップを使う時に必要なこの一連の動作をできるようにしてくれるシステムです。

この複雑なシステムは自分で作ることもできます。
ですが専門的な知識も膨大なお金も必要になり、現実的ではありません。

代表的なASPカート

自分で作るとなると、知識・時間・お金がかかるASPカート。
そんなASPカートを手軽に使えるようにサービスにしてくれた会社があります。

CMでよく見るBASE(ベイス)STORES(ストアーズ)が代表的な例です。

お店の規模にもよりますが、初めてネットショップを開業する個人であれば、BASESTORESが使いやすいサービスになっています。

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より高度で自由度が高いショップを運営したい人にはShopify(ショッピファイ)カラーミーショップがオススメ。

ASPカートとは似て非なるECモール

ASPカートと一緒に出てくるワードとして『ECモール』があります。

ASPカートとECモールは同じECサイトですが、タイプが全然違います。
ASPカートは一軒家の個人店なのに対し、ECモールが1つの建物にいくつもお店が集まるショッピングモール。

お店のブランディングをしやすくリピーターがつきやすいASPカート。
一目に触れやすく集客に有利なECモール。

それぞれ強みが異なります。

ネットショップを開業したい人は、まずECモールとASPカートのどちらの方式を選ぶか決めましょう。

ASPカートとECモールの違い

項目ASPカートECモール
イメージ一軒家の個人店ショッピングモール
費用
集客×
リピーター
ブランディング
サービス例BASESTORESShopifyなどminneCreema楽天市場など
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ASPカートのメリット・デメリット

ASPカートの概要が掴めたところで、ここからはASPカートのメリット・デメリットを紹介していきます。

使いたいサービスが自分に合っているのか見定める材料にしてみてください。

ASPカートのメリット

  • 簡単にネットショップを開店できる。
  • 手数料が抑えられて利益率が高くなる。
  • お店の個性が出しやすくリピーターがつきやすい。
  • 自由度が高い。

ASPカートのデメリット

  • 集客が難しい。

ASPカートのメリット

まずはASPカートのメリットから紹介します。

ASPカートのメリット

  • 簡単にネットショップを開店できる。
  • 手数料が抑えられて利益率が高くなる。
  • お店の個性が出しやすくリピーターがつきやすい。
  • お店の施策や販促を自由にできる。

簡単にネットショップを開店できる

ASPカートのサービスは、ネットショップを始めるのに必要な機能が標準で揃っています。
そのため、登録するだけで簡単にネットショップを始めることができます。

さらにネットショップの顔になるデザインも、テンプレートを用意しているサービスが多いので、デザインの知識がなくてもしっかりとしたお店お店が作れてしまいます。

無料プランであれば、BASE(ベイス)STORES(ストアーズ)は初期費用・月額利用料が無料なので、気軽に始めることもできます!!

手数料が抑えられて利益率が高くなる

ASPカートのサービスは手数料が良心的。

初期費用がかからないところがほとんどで、決算手数料も2.9%〜6.6%で毎月かかる月額利用料も高くて6,000円。

ECモールは場所を借りて営業をするので、その分割高になります。

項目初期費用月額利用料決済手数料
BASE・スタンダード0円0円3.6%+40円 ※1
BASE・グロース0円5,980円2.9% ※2
STORES・フリー0円0円5%
STORES・スタンダード0円2,980円3.6% ※3
Shopify0円$33 約4,600円3.4%〜4.15%
カラーミー・フリー0円0円6.6%+30円 ※4
カラーミー・レギュラー3,300円4,950円※5
ASPカートの手数料比較表

※1 Amazon Pay・PayPalでの決済は4.6%+40円。
※2 Amazon Pay・PayPalでの決済は3.9%。
※3 Amazon Payは決済手数料3.9%。
※4 Amazon Payは6.5%+30円。
※5 カラーミーショップは決済代行会社と直接契約を結ばなければいけません。ネットショップサービスの月額利用料以外に決済代行サービスの月額利用料がかかってきます。

項目初期費用月額利用料決済手数料
楽天市場60,000円19,500円〜月間売上高の3.5~7.0%
楽天市場・スタンダード60,000円50,000円〜月間売上高の2.0~4.5%
minne0円0円10.56% ※1
Creema0円0円11% ※2 ※3
ECモールの手数料比較表

※1 送料含む
※2 台湾・香港サイトで売買が成立した場合一取引あたりの42円決済手数料が発生します。
※3 フードの売買が成立した場合15.4%、台湾・香港サイトで売買が成立した場合決済総額の21%。

お店の個性が出しやすくリピーターがつきやすい

ASPカートを使ったネットショップは、デザインが豊富。
そのためネットショップを自分の好きなデザインにカスタマイズができます。

ECサイトのデザインは、実店舗で言うところの店内の内装。
内装を自分の好きな雰囲気に変えられるASPカートは、個性を出すことができるので、好みの合うお客さんがリピーターとして付きやすくなります。

商品のファンはもちろんですが、「このお店だから買いたい!!」というお店のファンが増えることでリピーターは増えていきます。

お店の施策や販促を自由にできる

ASPカートは自社のサイトなので、購入者の顧客情報が貯まります。

その情報を元に、クーポンの発行やセール時期を調整、メールマガジンなどのお店の施策や販促を独自で考えることができます。

ASPカートのデメリット

お次はASPカートのデメリットを紹介します。

ASPカートのデメリット

  • 集客が難しい。

集客が難しい

ASPカートのデメリットはなんと言っても集客面。

ASPカートを使って作ったネットショップは独立したサイトなので、お店を発見してもらえるまでに時間がかかります。

一方ECモールの場合、1つの大きなショッピングモールに店を構えるので、欲しい商品から辿った結果、自分の店が目に留まる可能性は大いにあります。
もちろん店の数も多いので、競争率も高いんですけどね……。

ASPカートを利用する場合、SNSのアカウントを作って運用したり、広告を出して人目に触れる機会を自ら作ったりと工夫が必要になってきます。

集客に不安な場合は、モール型の機能も備わったBASE(ベイス)が良いかと思います。

合わせて読みたい
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さいごに

ASPカートで作るネットショップは、自分のお店を育てていく楽しさを感じられます。

初期費用がかからずスタートできるASPカートのサービスもたくさんあるので、まずはASPカートのネットショップを作ってスモールスタートしてみてください。

ネットショップ開業から軌道に乗せるまでの全体像を掴んでおきたい人は、こちらの記事も一緒にご覧ください。

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ネットショップ開業初心者へ!!開業から軌道に乗せるまでのロードマップ
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