郵便送料は安い?お店が損しないために知っておくべきこと
ネットショップの配送方法どれにすればいいの!?
個人でお店を運営している悩むよね!
お店が送料を負担するにしても、お客さんに送料を負担してもらうにしても、安い方がいいもんね!
そうなんだよ……。
日本郵便かヤマト運輸か佐川急便か……。
お店が取り扱っている商品のサイズによって、使う配送業者を選んだ方がいいよ!
そういった意味では、日本郵便が1番配送方法の種類があるね!
ネットショップ運営をしていると、配送は必ず必要になってくる業務ですよね。
日本の3大配送業者は、日本郵便・ヤマト運輸・佐川急便。
その中でも、配送方法の種類が多い日本郵便を紹介します。
自身の取り扱っている商品のサイズに合った配送方法を選ぶことで、配送料を安く抑えることができます。
お店はもちろん、お客さんにも損をさせないために知っておきましょう。
- 日本郵便の配送方法を詳しく知りたい人
- 損をしないために知って
日本郵便の特徴
1871年に郵便制度が決まり、そこから今の日本郵便になるまでいろんな発展をしてきました。今の日本郵便は、2007年郵政事業民営化によって誕生しました。
アメリカ合衆国郵便公社、ドイツポストに次ぐ世界第3位規模の郵便事業体です。
日本郵便の特徴として1番に挙げられるのは営業所の多さ。
郵便局はいろんな人にとって、身近な存在ですよね。
日本郵便特徴一覧
- 営業所の数が多い。
- 配送方法の種類が多い。
- 持込割引がある。
- 土日祝日の配送を行なっていないものもある。
送料で損をしないためにできること
送料で損をしない・させないためには、商品に合った配送方法を知っていることがとても大切です。
特に厚さ3cm以内の商品を取り扱っている人は、日本郵便の配送方法と相性がいいです。
そしてネットショップの配送には、トラブルを避けるために追跡機能がついているものがオススメ。
クリックポストやレターパックのように、追跡機能がついているものもあるので、安心して使うことができます。
他社との料金比較
配送業者を選ぶとき、60サイズでの送料を基本にしているお店も多いかと思います。
そんな60サイズ配送料金でも、日本郵便の配送料は1番お得です。
料金比較
項目 | サイズ | 重さ | 料金 |
---|---|---|---|
日本郵便 | 3辺合計170cm以下 | 5kgまで | 820円〜5,090円 |
ヤマト運輸 | 3辺合計200cm以下 | 30㎏まで | 940円〜10,730円 |
佐川急便 | 3辺合計160cm以下 | 30㎏まで | 910円〜14,740円 |
料金の最小値は60サイズ・同地域での設定から出したもので、最大値は最大サイズかつ一番距離のある北海道と沖縄間での料金です。
日本郵便の配送方法と送料一覧
それでは、日本郵便の配送方法を紹介していきます。
日本郵便配送方法一覧(追跡あり)
- レターパック
- ゆうパック
- クリックポスト
- ゆうパケット
日本郵便配送方法一覧(追跡なし)
- 第一種郵便物(手紙)
- 第二種郵便物(はがき)
- 第三・四種郵便物
- ミニレター(郵便書簡)
- スマートレター
日本郵便配送方法一覧(追跡あり)
日本郵便配送方法一覧(追跡あり)
- クリックポスト
- レターパック
- ゆうパック
- ゆうパケット
クリックポスト
『クリックポスト』は自宅で簡単に配送費の支払手続きができ、あて名ラベルを作成することができます。
宛名を印刷するためにプリンターは必要ですが、追跡機能もついているので厚さ3cm以内のものであれば使い勝手の良い配送方法。
- クリックポストの詳細
-
サイズ・重さの対応について
項目 概要 サイズ 140〜340mm 厚さ 3cm以内 重さ 1kg以内 配達方法 郵便受けにお届け 送料について
種類 料金 クリックポスト 185円
ネットショップ運営者がクリックポストを使う場合は、ラベルシールを使うとさらに便利です。
レターパック
『レターパック』はA4サイズ・4kgまで全国一律料金で、信書も送れるサービスです。
『レターパックライト』と『レターパックプラス』の2種類があり、どちらも追跡機能がついていて、土・日・祝日も配達してくれます。
- レターパックライトの詳細
-
サイズ・重さの対応について
項目 概要 サイズ 340×248mm(A4サイズ) 厚さ 3cm以内 重さ 4kg以内 配達方法 郵便受けにお届け 送料について
2024年10月1日から()内の新料金になります。
種類 料金 レターパックライト 370円(430円)
- レターパックプラスの詳細
-
サイズ・重さの対応について
項目 概要 サイズ 340×248mm(A4サイズ) 厚さ 封筒に入り4kg以内であれば制限なし 重さ 4kg以内 配達方法 対面でお届け 送料について
2024年10月1日から()内の新料金になります。
種類 料金 レターパックライト 520円(600円)
ゆうパック
『ゆうパック』は、荷物の縦・横・高さの合計が170cm以下、重さ25kgまでが対象となっている配送方法です。
配送先から送り先の距離、荷物の重さによって配送料が決まります。
- ゆうパックの詳細
-
サイズ・重さの対応について
項目 概要 サイズ 3辺の合計が170cm以内 重さ 25kg以内
ゆうパケット
小さな荷物を送りたいときに便利な『ゆうパケット』。
追跡機能がついているので、メルカリのようなフリマアプリや、ネットオークションの出品者さんが多く利用しています。
- ゆうパケットの詳細
-
サイズ・重さの対応について
項目 概要 サイズ 3辺の合計が60cm以内 厚さ 3cm以内 重さ 1kg以内 配達方法 郵便受けにお届け 送料について
厚さ 料金 1cm以内 250円 2cm以内 310円 3cm以内 360円 利用方法
ゆうパケットの『専用あて名シール』を準備する『専用あて名シール』は、近くの郵便局で受け取る、または自宅で印刷することができます。
郵便局の窓口以外での取り扱いがないのでご注意ください。
ローソン・セブンイレブン・ファミリーマートなどのコンビニにも置いていません。荷物を用意専用あて名シールに必要事項を記入して、切手と一緒に荷物に貼ります。
荷物を発送ポスト、郵便局のどちらからも差出しが可能です。
日本郵便配送方法一覧(追跡なし)
日本郵便配送方法一覧(追跡なし)
- 第一種郵便物(手紙)
- 第二種郵便物(はがき)
- 第三・四種郵便物
- ミニレター(郵便書簡)
- スマートレター
第一種郵便物(手紙)
手紙と言われる『第一種郵便物』には、定形郵便物・定形外郵便物があります。
サイズと重さによって送料が決まり、追跡機能がない送り方になります。
- 第一種郵便物(手紙)の詳細
-
サイズ・重さの対応について
送料について
2024年10月1日から()内の新料金になります。
重量 定形郵便 定形外・規格内 定形外・規格外 25g以内 84円(ー) ー ー 50g以内 94円(110円) 120円(140円) 200円(260円) 100g以内 ー 140円(180円) 220円(290円) 150g以内 ー 210円(270円) 300円(390円) 250g以内 ー 250円(320円) 350円(450円) 500g以内 ー 390円(510円) 510円(660円) 1kg以内 ー 580円(750円) 710円(920円) 2kg以内 ー ー 1,040円(1,350円) 4kg以内 ー ー 1,350円(1,7500円) オプション
2024年10月1日から()内の新料金になります。
- 速達
重量 料金 250gまで +260円(300円) 1kgまで +350円(400円) 4kgまで +600円(690円) - 書留
引受けから配達までの配達を記録し、郵便物等が壊れたり届かなかった場合に、損害要償額の範囲内で実損額を賠償してくれます。
書留の種類 概要 料金 一般書留 ー +480円 現金書留 現金を送付する場合の一般書留です。 +480円 簡易書留 賠償額は5万円までの割安書留。 +350円 ※簡易書留では引受けと配達のみを記録。
第二種郵便物(はがき)
『はがき』の料金は全国一律で、1通63円(2024年10月1日からは85円)、往復はがきは126円(2024年10月1日からは170円)です。
はがきは規格内であれば自分で作ったものを使うこともできますが、規格を超えてしまうと第一種郵便物の扱いになります。
- 第二種郵便物(はがき)の詳細
-
サイズ・重さの対応について
※ 通常はがきは長方形の紙に限ります。また、往復はがきは長方形の紙の短辺部分をそろえ、折り目が右側になるよう折り合わせます。
送料について
2024年10月1日から()内の新料金になります。
種類 料金 はがき 63円(85円) 往復はがき 126円(170円) はがきの種類
- 通常はがき
郵便局で常時販売しているはがきです。
インクジェット紙や胡蝶蘭など、用途によって選べます。 - 往復はがき
往信用はがきと返信用はがきが一続きになったはがきです。
往信の際は往信のあて名面が外側になるように、返信の際は返信部分を中央の線に沿って切り取り、郵便窓口に差し出すかポストへ投函します。 - エコーはがき
はがきの一部を広告媒体として法人の会社に提供して、その広告料で1枚当たり5円安い低価格で販売するはがきです。 - くぼみ入りはがき
目の不自由な方が使いやすいように、はがきの表面左下部に半円形のくぼみを入れ、上下・表裏がすぐわかるようにしたはがきです。 - 四面連刷はがき
はがき4枚を田形に連刷したもので、大量にはがきを印刷する場合に便利です。
- 通常はがき
第三・四種郵便物
第三種郵便物は、日本郵便が認めた雑誌などの定期刊行物のことです。
そして第四種郵便物は、監督庁に認められた通信教育事業者(学校または法人)が、受講者に通信教育を行うために配送される郵便物です。
この2種類はは特殊なので、今回詳細は省きます。
ミニレター(郵便書簡)
『ミニレター』は、はがきの3倍のスペースを持った切手付の封筒兼用の便せんです。
郵便局で購入できます。
紙上のものしか同封できませんが、重さが25g以内であれば63円(2024年10月1日からは85円)で送れてしまいます。
普通定型郵便より21円安いんです。
2024年10月1日の価格改正で、25gまでの普通郵便は50gと統合されるので、新料金からは25円安くなり、さらにお得になります。
ミニレターも追跡機能はありません。
- ミニレター(郵便書簡)の詳細
-
サイズ・重さの対応について
郵便局で販売していミニレターを使います。重さは25g以内。
送料について
2024年10月1日から()内の新料金になります。
種類 料金 ミニレター 63円(85円)
スマートレター
スマートレターは、A5サイズ・1kgまで全国一律料金で、信書も送ることができるサービスです。
- スマートレターの詳細
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サイズ・重さの対応について
項目 概要 サイズ A5(250×170mm) 厚さ 2cm以内 重さ 1kg以内 配達方法 郵便受けにお届け 送料について
2024年10月1日から()内の新料金になります。
種類 料金 スマートレター 180円(210円)
さいごに
送料は自身の取り扱っている商品のサイズに合った配送方法を選ぶことで、料金を安く抑えることができます。
送料無料はお客さんにとって嬉しいポイント。
ですが個人のお店で送料無料を実施できないお店も多くあると思います。
いろんなものが値上がりしている昨今、輸送費も価格が上がっています。
そのため、近年送料をお客様負担に変えたお店も多く見受けます。
送料を負担しているお店はもちろん、お客さんに負担してもらっているお店も、どちらも損をしないために、適切な配送方法を選んでいきましょう。
-fin-