パーマリンクの設定で大失敗。パーマリンクのおすすめ設定を紹介
パーマリンクってなんでも良いよね?
ダメダメダメダメ!!!!
え!?そんなに大切?
めっちゃ大切!!
もし途中でパーマリンクを変えるようなことが起きたら、せっかく積み上げたものを自分で崩しにいくのと一緒だよ!!!
なんかちょっとそれは怖いね……
「ブログのパーマリンクを変更する」ことは御法度です。
その御法度を実行したことがあります。
実際にパーマリンクを変更したことで、PV(ページビュー)も減少しましたし、順位変動にもバッチリ響きました。
変えたい明確な理由があったので後悔はしていません。
自分に合っていないパーマリンク設定のまま行く方が、よっぽど気持ち悪かったので……。
ですが、ブログを開設した最初の時点で自分に合ったパーマリンクの設定をしていれば、こんなことにはならなかったので、今回は失敗しないおすすめのパーマリンク設定を紹介します。
特別な理由がない限り、パーマリンク設定は『投稿名』がおすすめです。
- パーマリンク設定が何か知りたい人
- おすすめのパーマリンク設定を知りたい人
- これからパーマリンク設定をする人
- パーマリンク設定を途中で変更するとどうなるか知りたい人
パーマリンク設定とは
パーマリンクとは、記事やページごとに作られるURLのことです。
オンライン上にある住所だと思ってください。
英語での綴りは〔permalink〕。
「永久に」という意味を持った、パーマネント〔permanent〕と、「物と物とのつなぐ」という意味を持った、リンク〔link〕を組み合わせた言葉です。
この記事のパーマリンクは、〔https://mone-creator.com/permalink-failure/〕です。
自分で決めたルールでURL(ピンク色の部分)を設定できるのがパーマリンク設定です。
パーマリンク設定は、6種類あります。
パーマリンク設定の種類
- 基本(https://mone-creator.com/?p=123/)
- 日付と投稿名(https://mone-creator.com/2019/11/05/sample-post/)
- 月と投稿名(https://mone-creator.com/2019/11/sample-post/)
- 数字ベース(https://mone-creator.com/archives/123/)
- 投稿名(https://mone-creator.com/sample-post/)
- カスタム構造
カスタム構造を使うと自分で下の10個の項目から複数選ぶことができます。
%year% | 投稿年 |
%monthnum% | 投稿月 |
%day% | 投稿日 |
%hour% | 投稿時刻(時) |
%minute% | 投稿時刻(分) |
%second% | 投稿時刻(秒) |
%postname% | 投稿名 |
%post_id% | 投稿ID |
%category% | カテゴリー名 |
%author% | 投稿者名 |
パーマリンクで大切なこと
Google Search Consoleのガイドラインには、パーマリンクについてこんな風に書かれています。
シンプルなURL構造を維持する。
サイトのURL構造はできる限りシンプルにします。
論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合はIDではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
たとえば、航空機(aviation)に関する情報を探している場合、http://en.wikipedia.org/wiki/AviationのようなURLであれば、見ただけで必要な情報であるかどうかを判断できます。
URLでは区切り記号を使うと効果的です。
URLにはアンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします。
Googleの公式がこういった文章を出しているので、それにならって適切な形にしてあげることで、パーマリンクも適正なものになります。
この文章からもわかるように、「パーマリンクの部分でどんな内容かわかるようにしましょう。」とのことですので、日記でない限り日付などの数字を用いたパーマリンクは不適切ですね。
パーマリンクで大切なこと
- パーマリンクはシンプルにする
- 誰が見ても理解できるように本文と関係のある単語を選定する
- アンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用する
- 日本語は使わない
- ローマ字ではなく英単語
パーマリンク設定を途中で変えるとどうなる
パーマリンクを途中で変えると何が起こるか……。
1番の問題は検索エンジンで評価が下がることです。
評価が下がるということは、今まで検索順位が順調に上がっていき、読まれるようになっていたものがリセットされます。
先ほど、「URLはオンライン上にある住所」だとお話しましたが、転居届けを出すことがパーマリンク設定を変更することにあたります。
住所変更をすると、郵便局で転送サービスを使いますよね?
それがリダイレクト設定です。
リダイレクト設定は、「こっちのURLが新しいURLです!!」と、届出をする設定です。
頻繁に住所を変更してしまうと、転送ばかり行われてしまい郵便事故になりやすいです。
オンラインでも同じです。
なので、住所変更をしなくて済むように、最初にしっかり決めてしまいましょう。
パーマリンクを変えると起こる事
- 検索順位が下がる(実証済み)
- もともと設定していたURLが無効になる
- SNSでシェアしてもらったものもリセットされる
- リダイレクト設定が大変
失敗しないおすすめのパーマリンク設定を紹介
パーマリンク設定の種類は、大きく分けて6つあります。
こんなに設定の種類があると、
結局おすすめの設定はどれ〜?
という話になりますよね。
私の一番のおすすめは、投稿名〔https://mone-creator.com/投稿名/〕です。
おすすめのパーマリンク設定
- 投稿名(https://mone-creator.com/投稿名)
- カテゴリー+投稿名(https://mone-creator.com/カテゴリー/投稿名)
投稿名をおすすめする人の特徴
投稿名(https://mone-creator.com/投稿名)のパーマリンク設定をおすすめする人は、ブログを初めて作る人や、ブログの方向性が明確に決まっていない人です。
このカテゴリーでいくぞ!!
と、最初にちゃんと決めたはずなのに、運営している途中で方向性を変更したり、カテゴリーを合体させたり……と、テコ入れをすることが多い!!
いくら自分では最初に念密にサイト設定をしたつもりでも、自分自身も成長していくので、カテゴリーを変更できるくらいの余白はあった方が、パーマリンクに困りません。
絶対にカテゴリーの変更はしないんだ!!
と、確固たる意思がある人以外は、投稿名(https://mone-creator.com/投稿名)のパーマリンク設定にしてください。
投稿名をおすすめする人の特徴
- ブログを初めて作る人
- 方向性が明確に決まっていない人
- 変更に柔軟に対応したい人
- カテゴリーの変更に余白が欲しい人
カテゴリー+投稿名をおすすめする人の特徴
カテゴリー+投稿名(https://mone-creator.com/カテゴリー/投稿名)のパーマリンク設定をおすすめする人は、絶対にカテゴリーを変えない自信がある人です。
Googleは、シンプルで人間が理解出来るURLをつけることを推奨しています。
〔カテゴリー+投稿名〕にすることで、よりGoogleには理解してもらいやすいものになります。
パーマリンク的には、投稿名だけのものよりも、〔カテゴリー+投稿名〕の方が親切でわかりやすものになります。
カテゴリーを変更することが無いのであれば、〔カテゴリー+投稿名〕のパーマリンクの方がより好まれるパーマリンク設定になります。
何度も言いますが、カテゴリーを変更してしまいますと、強制的にURLが変わってしまいます。
絶対にカテゴリーを変更しない人が、〔カテゴリー+投稿名〕の設定をされることをおすすめします。
カテゴリー+投稿名をおすすめする人の特徴
- 絶対にカテゴリーを変えない自信がある人
WordPressで行うパーマリンク設定の方法
それではパーマリンクの設定方法です。
ダッシュボードから設定へ
WordPressのダッシュボードから、設定へいき、パーマリンク設定を選択。
パーマリンクを設定
投稿名の設定方法
〔投稿名〕にパーマリンクを設定したい人は、%postname%をクリックして変更を保存。
カテゴリー+投稿名の設定方法
〔カテゴリー+投稿名〕にパーマリンクを設定したい人は、%category%%postname%の順にクリックして変更を保存。
その時にカスタム構造内の枠が、自分の希望のパーマリンクが設定されているか確認してください。
さいごに
御法度を覚悟して変更したパーマリンク。
そのままにしておけばおくほど、カテゴリーの変更をするのも躊躇してしまいますし、自由度が低くなっていました。
パーマリンクを〔投稿名〕にしてから、とても快適にブログを運営しています。
これからブログを始める人は、パーマリンクの設定はお気をつけください。
-fin-