BASEでネットショップ開業すると損をする!?それでもBASEを使う理由
BASE(ベイス)でネットショップ開業すると損するの?
損かぁ……。
確かに無料で使えるスタンダードプランだと他のサービスに比べて手数料が高いね!!
でも有料のグロースプランを使えば業界最安値の手数料になるんだよ!!
でもそれってある程度ネットショップの売上がある人じゃないと月額利用料払って損するんじゃないの?
そうだね。
毎月50万円以上の売上が見込める人じゃなければ、月額19,980円を支払ってでも手数料を安くする意味はないかな。
毎月50万円の売上はハードル高いね……。
ネットショップサービスのBASE(ベイス)は、有料プランのグロースプランを使うことで業界最安値の手数料になります。
今まで月17万円以上の売上がたてばお得にサービスを使うことができました。
ですが、2024年1月16日からグロースプランが5,980円から19,980円に値上げしたことで、毎月50万円の売上がなければグロースプランにしても損をしてしまう状態になりました。
毎月50万円の売上は、ネットショップサービス初心者にはハードルが高いかと思います。
手数料を安く抑えたいネットショップ開業初心者には、STORES(ストアーズ)をオススメします。
手数料だけをみたら確かにSTORES一択なんですが、BASEには手数料が高くなってもオススメできるポイントがあります。
この記事では、BASEも使い続けている私のBASEを使い続ける理由を紹介します。
- 手数料が高くなってもBASEを使う理由が知りたい人
BASEで損するポイントは手数料
BASEでネットショップ開業をした時、他社のネットショップサービスと比べて、手数料が割高になるため損をすると考える人が多くいます。
というか、実際高いです。
ネットショップサービスの中でも、BASE(ベイス)と1番内容が似ているSTORES(ストアーズ)で比較してみましょう。
BASE(ベイス)の手数料は決算手数料3.6%〜+¥40。そこに更にサービス利用料が3%加わります。
それに対してSTORESの手数料は5.5%。
さらに、有料版になった時の利用料も5倍近く違います。
この数字を見ただけですと、どうしても
BASEは高い!!
と思って使うのをやめてしまいますよね。
そんな高いサービスでも、使い続ける理由があります。
その理由をここから先お伝えしていきます。
STORES以外のサービスとの比較が気になる人は、こちらの記事をご覧ください。
BASEでネットショップを続ける理由
私は2020年にBASE(ベイス)とSTORES(ストアーズ)の両方でネットショップ運営をはじめました。
今でこそBASEはグロースプランを使っていますが、最初の頃は売上も安定しなかったのでスタンダードプランを使っていました。
手数料が高いという理由で、BASEを避けるのはあまりにももったいないので、ぜひ私がスタンダードプランでもBASEを使い続けていた理由を一読ください。
BASEでネットショップを続ける理由
- 無料版でも全ての機能が使える。
- 他にはない嬉しい機能がある。
- ショップが軌道に乗れば手数料は業界最安値。
- 繁忙期と閑散期でプランの使い分けもできる。
- デザインの自由度が高い。
無料版でも全ての機能が使える
いろんなサービスがありますが、無料版と有料版では機能の制限がかかるのが当たり前ですよね。
「無料版はここまで!!」といったように、できることが少なくなるのが通常です。
STORES(ストアーズ)でも、有料版でなければ使えない機能が存在します。
ですがBASE(ベイス)の場合、機能は全て無料版でも使えます。
有料版との違いは手数料だけです。
他にはない嬉しい機能がある
BASE(ベイス)にしかない機能というものがあります。
どんな商品でもそうですが、『ここにしかない』という機能は魅力的です。
BASEの他にはない嬉しい機能
- お店独自のメンバーシップ機能がある。
- BASE側が負担してくれるクーポンを年数回配布してくれる。
お店独自のメンバーシップ機能がある
メンバーシップ機能は、会員に特別なお知らせを発信できるだけではなく、購入時にお店オリジナルのポイントが貯められるようになります。
ポイントの付与率は、0.5%〜15%。
ポイントはショップで事前に準備した特典と交換できるので、お客様とショップの関係が深まる手助けになってくれます。
特典にできるもの
- ノベルティ
- クーポン発行
お店は常連さんによって支えられています。
そんな常連さんに喜んでもらえる機能は本当にありがたい!!
BASE側が負担してくれるクーポンを年数回配布してくれる
BASE(ベイス)では自身のショップで使えるオリジナルクーポンを発行できます。
クーポンはお客様の購買意欲が高まるので定期的に発行していますが、オリジナルクーポンでの割引分はもちろんお店側が負担します。
そのクーポンとは別に、BASEが割引分を負担してくれるクーポンを年数回配布してくれることがあります。
お店に負担をかけることなく、お客様にお買い得なセールを実施できるのは、椀飯振舞いすぎる。
今までのクーポン例
- ブラックフライデークーポン
- 登録ショップ200万記念クーポン
- BASE10周年記念クーポン
……etc
割引分をBASEが年数回負担してくれるのは本当デカい!!
ショップが軌道に乗れば手数料は業界最安値
BASE(ベイス)は月額利用料19,980円のグロースプランを使うことで、業界最安値の手数料になります。
手数料業界最安値はとても魅力的ですが、近いサービスのSTORES(ストアーズ)と比べても月額利用料がかなり高い。
5倍以上の差があります。
ですが、ショップが軌道にのってしまえば問題ありません。
そのボーダーラインが1ヶ月の売上50万円!!
売上50万円を達成できれば、月額の利用料を払っても手数料が安い分元が取れてしまいます。
50万円のハードルは高いですが、挑戦する価値のある目標になります!!
繁忙期と閑散期でプランの使い分けもできる
販売するものによって、繁忙期と閑散期は起こります。
例えば私の場合、販売しているアイテムが手帳なので、1月始まりの手帳がリリースされる9月〜1月、そして4月始まりの手帳がリリースされる1月〜4月が繁忙期になります。
繁忙期は50万円行くけど、閑散期は目標の50万円に届かないことがあるんだよね……
なんて時は、繁忙期だけ手数料が安くなるグロースプランに設定して、閑散期はフリープランに戻すこともできます。
デザインの自由度が高い
BASE(ベイス)はSTORES(ストアーズ)に比べてデザインの自由度が高いです。
実店舗でもそうですが、置いてあるアイテムのイメージにあったインテリアや装飾がされているお店の方が素敵ですよね。
他にもただただ商品が並べられているお店よりも、注目のものを集めたスペースや、ジャンルごとにアイテムを集めてあったり、見やすい工夫をしていることも大切です。
ネットショップでも同じです。
そういった工夫がしやすいのが、デザインの自由度が高いBASEです。
さいごに
2024年1月16日からBASE(ベイス)のグロースプランが、5,980円から19,980円に値上げしたことで、毎月50万円の売上がなければグロースプランにしても損をしてしまう状態になりました。
お得に使えるまでのハードルは高くなりましたが、それでも使う理由があります。
50万円のハードルは高いですが、挑戦する価値のある目標になるので、ぜひ頑張ってみてください!!
そしてサービスは1つに絞る必要はありません。
私自身、BASE・STORES(ストアーズ)・minne(ミンネ)など複数のサービスを使っています。
お店を軌道に乗せていくには、いろんな人の目に触れることが大切です。
人によって使うサービスが異なるからこそ、支店という感覚でお店を展開してみると、いろんな出会いに恵まれます。
ぜひ試してみてください。
-fin-