イラストレーターのレベルUP

フリーランスのポートフォリオは最大の営業道具。ポートフォリオを作るうえで大切なこと

ポートフォリオ

こんにちは。
mone(@mone_creator)です。

先日私は自分にきている断っているお仕事を、営業が苦手なクリエイターさんにお力添えいただけないかと思い、パートナー募集をしました。

結果、227人の方からご応募がありました。(2020.03.20現在)

まずは、ご応募いただいたみなさん、本当にありがとうございます。

そのポートフォリオを全部見終えてすぐに、いてもたってもいれなくなり、自分の作業をストップして、このブログを書いています。

なぜ大急ぎで筆を執ったのか……。

ポートフォリオの重要性を再確認したこと。
そして、今よりもっともっと良くなる……もっと営業ツールとしてちゃんと機能するポートフォリオを目指すことが、営業が苦手な人でも最初に取り組める第一歩になるんじゃないかな?なんて思った次第です。

この記事はこんな人にオススメ

  • ポートフォリオの内容に悩んでいる人
  • お仕事が取れないで困っている人

ポートフォリオだけでなく、デザイナーのレベルアップが気になる人はこちらの記事もご覧ください。
デザイナーになるには?デザイナーになったあとのレベルアップにも役立つ記事まとめ

デザイナー
デザイナーになるには?稼げるデザイナーになるまでの道のり 新卒でデザイン事務所に就職して3年勤めた後、ブランディング会社に転職。ブランディングの会社では、ディレクター兼デザイナーとして2年半勤...

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フリーランスのポートフォリオの役目

そもそも、フリーランスにとってのポートフォリオとは、自分のできることを成果物で見せる営業道具です。

mone
mone
私はこんな作品を作れます。
あなたの会社にデザインを通してこんな価値提供ができます!!
を伝える道具です。

決して作品集ではありません。

そのポートフォリオを駆使して、お仕事をゲットする営業道具なんです。

自分の価値をどれだけ相手に伝えることができるかが、ちゃんと機能するポートフォリオの鍵になります。

何かものを買う時、『欲しい・便利・自分に必要……』いろんな理由でお買い物をしていると思います。
何かしらの価値を感じたから、その商品を買ったんですよね?

デザインも一緒で、物をデザインするからデザイナーではなく、デザインしたものが依頼してくれた会社の価値に関わるからデザイナーは価値提供ができるんです。

選ばれるデザイナーになるためには、価値提供を意識することはとても大切。

価値を提供できないと、それに対する対価って高くなっていかないんですよ。
(お金を稼ぐって大変……。)

フリーランスのポートフォリオで大切なこと

今回依頼側になったことで、どんなポイントを見たのか残していこうと思います。

「なかなかお仕事がもらえない……」というフリーランスのクリエイターさんにとって、仕事がもらえるポートフォリオになるよう改善に役立ててもらえればと思います。

大切なことまとめ

  1. 自分が何者であるかの明記
  2. 気づいて欲しい自分のこだわりはしっかり文章にする
  3. 自分がレベルアップしたと自覚したら過去作品を取り下げる勇気
  4. 自分の制作した範囲の明記
  5. 自分の得意・やりたいことを見える化
  6. サービスメニューや料金表の記載はおすすめ

自分が何者であるかの明記

227人のポートフォリオの中で、自分が何者であるかしっかり明記していたポートフォリオは32個でした。
実に全体の14%です……。

中には、自分の名前を名乗っていない人、連絡先がない人も多くいました。

素性がわからない人にお仕事をお願いするってかなりチャレンジなことだと思います。

mone
mone
私は怖くてできません。
私のポートフォリオは、作品の前に前書きとして自分のプロフィールを1ページ差し込んであり、最後のページに連絡先を明記しています。

プロフィールには、名前から始まり、出身地と活動拠点、今までの経歴、ソフトの使用年数、自分のSNS、得意なジャンルとやりたいジャンルを文章にしています。

活動拠点っている?
と思った方!!

リモートができる世の中になってきてはいますが、まだまだ直接会って打ち合わせをする企業も多いです。
むしろ、私は1番最初の打ち合わせは、基本会ってします。

文字では伝わらないものが、会うことで沢山溢れてきます。

言葉に熱が入る瞬間。
働いている人たちの雰囲気。

逆に、この人とのお仕事は危なそうだな……なんていう違和感も、会ってわかるものがあります。

その温度感を大切にしている企業さんも多いからこそ、会って話ができるデザイナーさんを探している企業さんもたくさんいます。

気づいて欲しい自分のこだわりはしっかり文章にする

元々、営業が苦手な方に呼び掛けたこともあり、みなさん控えめな人が多いように感じました。

ですが、ポートフォリオは自分をアピールする場なので、気づいて欲しい自分のこだわりはしっかり文章にすることをおすすめします。

デザインは共通言語じゃないんです。

デザインを通して何か伝えるのは、言葉を使うことよりもずっと大変です。

頭の中で『青』と言われて、あなたは『どんな青』を想像しますか?

 

 

私は左から4番目の青の感じを想像しました。
厳密にいうと、もっとくすんだ青だけど五番目の色ではない。

この『青』という色1つとっても、お互いの認識にズレが生じます。

もうこればっかりは、1人1人の感覚の世界になってきます。

そのぐらい曖昧なものなんです。

そんな曖昧な物をものさしにしてしまうと、伝えたいことは伝わりません

人の理解は共通言語があって成り立ちます。日本人であれば日本語です。

ましてやデザインがわからないから頼んでいるのに、「良いところは察して!!」って無理な話です。
これこそ1/3も伝わらない…です。(古い)

共通言語で話せる人に、クライアントは安心します。

自分がレベルアップしたと自覚したら過去作品を取り下げる勇気

作品を多く見てもらいたい気持ちは、よ〜〜〜〜くわかります。

ですが、過去に作ったもので、今の自分の実力との差が出ている作品は取り下げることをおすすめします。

レベルアップ前の作品を残すことで、全体のレベル感を下げてしまうからです。

自分の制作した範囲の明記

ポートフォリオの中には、チームで動いたお仕事や、会社員時代の作品を入れている人も多いかと思います。

その中で、自分が携わった場所を明記していない人が多く存在しました。

mone
mone
あれ?この作品、他の作品に比べてレベル高いけど……
と違和感を覚えるものが多くありました。

この明記しないことで起きるのは、ギャップです。
良いギャップなら良いんですが、悪いギャップの場合フリーランスは命取りです。

悪いギャップを抱かれたら、リピーターにはなりません

そもそも、ポートフォリオは自分を大きく見せるものではなく、あくまで自分のできることの証明の場です。

できないことを依頼されて困るのは自分自身なので、制作範囲の明記は大切なポイントになってきます。

リピーターの獲得は、フリーランスにとっては安定した収入に一番近い収入源になるので、リピーターを意識するとグッと生活が安定していきます。

自分の得意・やりたいことを見える化

どんな仕事がしたいのかわからずポートフォリオを作ってしまった人は、一度立ち止まって見てください。

今回、パートナー募集をするにあたって『得意なデザイン・やりたいデザイン』という項目を作りました。

ポートフォリオ

ですが、多くの方がこの回答とポートフォリオにズレがありました。

ロゴをしたいと回答しているのに、ロゴの作品がなかったり。
女性向けのデザインがしたいと回答しているのに、女性向けのデザインが1つもない。

別に企業で請負った実績じゃなくても良いんです。
実践を意識した、自主制作でも良いんです。

自分のやりたいジャンル制作物の作品を載せていないと、お仕事を頼めるかの判断ができません

結果、お仕事を頼めないという判断になってしまいます。

サービスメニューや料金表の記載はおすすめ

今回、ポートフォリオを見ていて、

mone
mone
作品だけ見てても何ができて、何をお願いできるのか、イマイチピンとこない……
という状態になりました。

デザインをしていた私ですらそう思うということは、デザインに触れてこなかった企業の人にとって、何がお願いできるのか明確でないのは、とても不親切に思えました。

料金表に関しては、賛否両論ありますが、せめてサービス内容の明記はしても良いのでは無いでしょうか?

そして料金表に関しては、企業には予算というものがあります。
予算感に合わない人は候補から除外されます。

何より、いくらでお仕事を受けている人かわからないと、『いちいち確認しなければいけない』という余計な作業が増えることになります。

こういったいらない作業が増えていけばいくほどお仕事のマッチングは遠のいていきます。

私自身、オープンなサイトでは詳しいサービスメニューや料金表を記載していませんが、お問い合わせのあった企業さんに送るPDFには、サービスメニューと料金表を入れています。

私は、仕事を依頼しやすくする仕組みを『優しい動線』と名付けています。

優しい動線』についてもっと詳しく知りたい人は、こちらのnoteをご覧ください。(私の営業手法の1つなので、有料でお届けしています。)
SNSから仕事に結びつける力。 鍵は「優しい動線」

そして、料金表を出すことで良く出てくる問題が、

そんなことしたら、クリエイターが買い叩かれる!!
というお話。

その問題は提案力で解決ができます。

もしも、自分の想定していた金額より低い価格を言い渡された時、それは買い叩かれている訳ではなく、予算がそれしかないということです。

もちろん、ヤバイものもありますけどね……。全てが全てヤバイ人たちなわけではありません。

許せない範囲なら受けなければ良いし、許せる範囲のお仕事であれば、見積書を細かく設定して、値切られた分だけ『私はこの作業をしません』という宣言をすれば良いだけの話。

mone
mone
今回のご依頼内容ですと、通常この価格なんですが、予算の都合でこちらの工程をカットして予算内で収めることが可能です

この言葉をしっかり言えると、今まで「予算合いません」と断っていた仕事が、仕事になり、お仕事の依頼者が一緒に歩いていけるパートナーさんになっていきます。

一緒に歩いていくパートナーは、売り上げが上がると予算も上がっていくので、一緒に成長していく感覚も味わえます。

さいごに

ここまで、私が感じたことをまとめてみましたが、こう言った情報がでた時に一番大切なのは、『自分だったら』への置き換え。

そして実践してみるなら『なぜするのか』、する必要が無い場合は『なぜしないのか』を自分の中で考えられることが、応用する力をもち生き残っていく人だな……と感じています。

 

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コンセプトデザイナー|イラストレーター|マーケター|ブロガー 大切な人とのすれ違い生活を解消するためフリーランスに。フリーランス生活2年目になりました。 NikonとFUJIFILM X-T20愛用
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