フリーランス奮闘記

少額訴訟が必要!? フリーランスの未払い問題に直面した私の対応と対策

少額訴訟

こんにちは。
mone(@mone_creator)です。

仕事をしていて、「納品が終わった後にお金が支払われない」といった出来事に出くわした事はありますか?

私は先日そんな出来事に出くわしました。

ぽろっとこぼしたこちらのツイートに思いのほか反応が多く、

私は、泣き寝入りしました
現在その渦中にいます

と、思った以上に困っている人がたくさんいる事を知りました。

今回は、私が実際に経験したトラブルを元に『報酬金の未払いがあった場合にどうやって対応したか』『今後同じような事を起こさないための対策』をまとめました。

この記事はこんな人にオススメ

  • 納品後に支払いを渋られている人
  • 未払いに発展しないように対策をしたい人
  • 実際に起きた事例を詳しく知りたい人

私が体験した報酬金未払い失敗談

7月初旬にお仕事の依頼がありました。

リーフレットを2枚、先方の言い値が¥150,000でした。
先方の言い値であったので見積書も問題なく通り、制作を進めていました。

かなりスムーズに進み、トントンと月末には仕事が終わっていました。

制作時間的には、2.5日ほど。
労力を考えるとすごく、良いお仕事。

「今月は良い調子だな〜」なんて、呑気な気持ちで8月初旬に請求書を出しました。

 

しかし……請求書を送付後事件は起きました。

 

クライアント
クライアント
今回手違いと予算の事が色々あって、50,000円でお願いします。

一体何が起きたのかと思いましたが、まだフリーランスになってヒモ浅かった私は、クライアントさんとの関係にヒビが入るかもと思い、了承してしまいました。

この時の私は、クライアントと対等な関係を築けていなかった結果のトラブルでした。

簡単にまとめると

企業からの言い値が150,000円仕事を受注

無事納品

請求書150,000円で出す

50,000円にしてくれと言われる

50,000円で請求書を出し直す

ツイートする

フリーランスの先輩方からアドバイスをいただく

下請法・少額訴訟という方法がある事を知る

クライアントに下請法の話をする

資本金が1000万円以下なので適用されないと言われる

再度少額訴訟の話をする

報酬150,000円を無事いただく

 

いただいたリプライの一部

150,000円の請求書を50,000円に変更して送り直し冒頭のツイートをしました。
そのツイートへのリプライの一部を紹介します。

これらのリプライのおかげで、今まで自分が知りもしなかった法律の話しや対処法について考えるきっかけになりました。

 

他にも、ツイートに対しての反応は大きく分けて5つありました。

  • ちゃんと当初の報酬額がもらえるよう願うコメント
  • そんな事あるの!?という驚きのコメント
  • 具体的な対処法を教えてくれるコメント
  • フリーランス業界のためにもしっかり戦って欲しいというコメント
  • 同じ経験をした方たちのコメント

 

実はTwitterでも……実際におこった未払いトラブル

実はTwitterでも未払いトラブルがありました。

仕事仲間だった方と
方向性が変わり仕事関係を解消

立て替えていたお金と
未払金を請求

請求にpolcaを使いリンクを送る
(未払金に関しては彼の采配に任せていました)

見ているのに支払われない

計4回の支払い連絡を行う

最後は具体的な日付の要求

既読スルー

Twitterをブロックされる

諦めていたところ、
2ヶ月後に友人も被害にあっている事を知る

ボヤ騒ぎに

本人から連絡がくる

電話をしたいと言われるが
書面で残す事が大切だったのでDMでの対応をお願いする

DMを無視され
twitter上での抗議が始まる

私も言及をする


※Twitterの未払いトラブルは10月11日に資料を提出し第三者を交え事実確認を行いました。その結果こちらの主張していた内容に誤りがない事を認めてくれ、先方の謝罪と事実と異なる箇所のツイート訂正をもって解決の方向へ向かっています

※お金を支払う前にブロックした事に関しては、「お金を払う気が無かった」ことを認め、未払金に関して、彼にお金が無いという理由で誠意ある謝罪と事実と異なる事への訂正を条件に支払いは免除する形になりましたが、謝罪と訂正は行われておりません。

元々お仕事を一緒にしていた人でもあったので残念ではありますが、こんな事が起きないためにも個人での取引は、前払いをオススメします!!!!

報酬金の未払いが起きた時の対処法

今回起きた事を元に、未払いが実際に起きてしまった時の具体的な対処法をまとめました。

まずは穏便に支払ってもらいたい旨を伝える

誰しもまずは穏便にすませたいですよね。
そこでまずは、

  • 支払い期限のお話
  • 金額のお話
  • 契約時がどんなものだったのかなどの資料(PDFやスクリーンショットなど)を添付

この時のポイントは感情的にならず事務的にこなす事かと……。
メールや電話での未払金の請求に応じてもらえなかった場合は次の手段にうつりましょう。

内容証明を送る

内容証明とは、いつ・どんな内容の文書を誰から誰に差し出されたかを、謄本によって郵便局が証明する制度です。

私、本気で動きますよ?

といった、最終通告として使われる事が多いようです。

内容証明の次のステップは、少額訴訟になってきます。
内容証明は、裁判に備えて「私はちゃんと請求しました!!」という記録を残して証明する役目も果たします。

未払い対応への内容証明に盛り込みたい内容

  • 支払わられるはずだった報酬の金額
  • 支払い期限が過ぎていること
  • 「◯月◯日までに支払いがなければ法的手段をとります」という宣言

未払いをされる人の中には、内容証明を受け取ったからといって支払ってくれるとは限りません。
無視される事もあるそうです。

内容証明を送る本気度に驚き、支払いに応じる場合は多いそうです。
何より、内容証明を出しておくと裁判になった時、きちんと請求した証拠として提示できるようになります。

\ 郵便局のサイトから確認できます /内容証明の送り方を確認する

少額訴訟

内容証明を送っても、受け取ってくれない事や、対応してもらえない事もあります。
そんな時は、『少額訴訟』を視野に入れてください。

少額訴訟は60万円以下の比較的少額なお金を回収するために設けられた制度です。
訴訟と聞くと、すごく難しく感じるかもしれませんが、通常の裁判より簡単に利用することができます

私の場合は、『少額訴訟』というワードをクライアントにお伝えしたところ、次の日にはお支払いしていただける旨のご連絡がきました。

おまけ・下請法について

今回、ツイートは『下請法』をオススメしてくださる方がたくさんいらっしゃいました。

『下請法』とは、大きな会社(依頼側)から中小規模の下請事業者(仕事を受ける側)を守るため、公平な取引が行われるように作られた法律です。

しかし、弁護士さんに相談したところ、今回の場合はこの法律は適用外でした。
『下請法』が適用されるかどうかは、事業者の資本金の規模と取引内容によって変わるそうです。

例えば、製造委託の場合は、資本金3億円以上の法人が資本金3億円以下の法人または個人に委託する場合や、資本金1000万円以上の法人が資本金1000万円以下の法人または個人に委託する場合、下請法が適用されます。

今回の場合は、資本金が1000万円以下の会社だったため、適用されませんでした。

未払いトラブルを未然に防ぐために出来る対策

pon
pon
もねは騙されやすいタイプだよね
mone
mone
それは否定できないと思う……
pon
pon
今回痛い目みたんだから、次同じ事にならないようにしなきゃね〜
mone
mone
自戒を込めて未然に防ぐための対策をまとめます……

フリーランスになって半年間、トラブルになりやすい環境を自分から作ってしまっていたのは事実です。
たらればの話ではありますが、未払い案件に直面したからこそ「あの時こうしていればトラブルは避けれたかもしれない」という思いが出てきました。

自分のこれからの対策としても、少しでも未払い案件に遭遇しないよう、未然に防ぐための対策をまとめました。

契約書は必ず交わす

知り合いからの紹介や友人だからという理由で、契約書を交わさずに仕事に取り掛かる人も少なくはないと思います。

私だけかもしれませんが、契約書って依頼側から提示されるものだと思っていました。
でも、そんな事はなく、契約書は自分を守るものなので積極的に提示していく事が良いなと感じました。

クライアントから提示された場合は、契約書をちゃんと読んで自分の追記してもらいたい内容は必ず伝えましょう。

もしも煙たがられるようでしたら、お仕事相手として見直した方が良いかもしれません。

無料で雛形をダウンロードできるサイト

契約書:テンプレートBANK

契約書:bizocean

やり取りは文章で残す

こちらは、内容証明にもなるので口約束にならないよう、メールなど文面で残しましょう。

ちなみに、チャットワークやSlackでお仕事のやり取りをしている方は要注意です!!
書き換えができてしまうので……。

お金に関する交渉を電話でしてくる方がいたら、電話で話した内容をまとめて自分から相手に確認メールを送って文章として残しておくと良いと思います。

対等な関係を築く

フリーランスになると会社の後ろ盾がなくなり、最初のお仕事をくれた人が神様に見えてくる時期がありました。

でも、そんな気持ちを持ってお仕事をすると、いつまでたってもクライアントさんと対等でいられません。ましてや良い作品は生まれません。

対等でいない事で起きるのは、自分じゃなくてもいい仕事しか来なくなる事です。

対等な関係を意識し出してから、お仕事の環境が随分と変わりました。

  • 継続案件が増えた
  • クライアントさんと価格交渉ができるようになった
  • 「もねさんの言い値で」と言ってもらえるようになった
  • お互いにリスペクトする環境なので仕事が楽しい
  • 良いものをお互い作りたいと思っているからディスカッションが活発

プロの力を借りる

フリーランスって、全て自分でしなければなりませんよね。
業務の他に営業、経理……今回の件では法律が必要になってきます。

専門家じゃ無いのに法律の話を出すと、相手からの返信次第でかなりハラハラします。
そんな時は、やっぱり専門家に頼む事が大切になってきます。

今回も、私は専門家である弁護士さんにお話を聞きに行きました。
無料という事もあって現在『Freelance Basic』に登録しています。

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FREENANCE引用元:FREENANCE

実は、フリーランス専用の保険があります。
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今回の未払いでは関係のないものですが、納品遅延や事故などに備える事ができます。

FREENANCEでできる事

  • アカウントを無料開設するだけで、フリーランス特化型の損害賠償保険が付与される
  • 報酬の即日払いサービスを利用することができる

登録無料で損害賠償保険がついて維持費も0円なので登録をオススメします。
請求書の現金化をする時、手数料が発生します。

\ 無料でトラブルに備える /FREENANCEの公式ページへ

 

請求代行サービスを使用する

自分の代わりに請求を代行してくれるサービスがあります。

今回のような未払いに対する不安を解決しようと誕生した『フィークル』。
このサービスを始めたのは、フリーランスの案件紹介を行う『クラウドテック』の運営を行うクラウドワークスさん。

未払い
フリーランスのお金の不安をなくす請求代行サービス『フィークル』こんにちは。 mone(@mone_creator)です。 クライアントへのお金の請求や、支払いについて悩む方は多いかと思います。 ...

登録無料で個人に代わって企業に支払い請求をしてくれます。
個人の効力って弱いので、大きな企業が代わりに動いてくれるこのサービスはフリーランスの味方です。

フィークル『フィークル』のサービスは、2019年10月31日にサービスを終了しました。
とても良いサービスだったので、残念です。

さいごに

フリーランスのトラブルは、あまり世に出ていません。

今回の件でもアドバイスをくれた、私の尊敬しているフリーランスの大先輩のゲンキさん(@Genki119)が『フリーランスで行こう!』という本を出されました。

この本の中には少額訴訟のお話や著作権のお話などひよっこフリーランスの気になるが詰まってます!!オススメです。

– fin –

ABOUT ME
mone
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コンセプトデザイナー|イラストレーター|マーケター|ブロガー 大切な人とのすれ違い生活を解消するためフリーランスに。フリーランス生活2年目になりました。 NikonとFUJIFILM X-T20愛用
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