こんにちは。
mone(@mone_creator)です。
以前、在庫を持たずにネットショップが開ける『SUZURI(スズリ)』の記事を書きました。
圧倒的クリエイター目線のこのサービスは、在庫を抱えずにネットショップを開けることが最大の魅力でした。
『SUZURI(スズリ)』を実際に使ってみて感じたメリット・デメリット

在庫を抱えなくて済む分、『商品の料金が割高になるので利益率が低い』『いつの間にか売れていてあまりお店を開いている感覚になれない』といった、デメリット面が出てきたので、他のネットショップを試してみる事にしました。
今回試してみたのは、
の4社です。
どのサービスも、メリット・デメリットがあるので、「こんな人はこのサービスがおすすめ」と、タイプ別に比較をしています。
この記事はこんな人にオススメ
- ネットショップをオープンさせたいけど、どのサービスが良いかわからない人
- 自分に合ったサービスを使いたい人
- ネットショップの比較がみたい人
『BASE(ベイス)』は、在庫を持たないネットショップを作りたい人におすすめのサービス

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無料で始められるネットショップ4社一覧
ネットショップを始める時に、まず考えるのは『モール型』か『カート型』です。
モール型オンラインストア
1つの場所にいろんなお店が集まったネット上のショッピングモールです。自分で集客が不要な点がメリットですが、モール内での競争率は高いです。
『minne(ミンネ)』『Creema(クリーマ)』『SUZURI(スズリ)』がモール型です。
カート型オンラインストア
自分で売りたい商品を選んでオリジナルのお店を作るサービスです。一番の問題点は集客と言えますが、お店を育てていく楽しみはあります。
『BASE(ベイス)』や『STORES.jp(ストアーズ)』がカート型の代表格です。
私は、自分のお店を作りたかったので『カート型』を選びました。
候補にあがったのは、『BASE(ベイス)』『STORES.jp(ストアーズ)』『minne(ミンネ)』『Creema(クリーマ)』。
この4社を今回ピックアップしてまとめていきます。
※まとめている情報は2019年2月現在のものです。最新の情報はそれぞれのサイトをご確認ください。
まずは、それぞれのネットショップを紹介します。
BASE(ベイス)
小嶋陽菜さんがCMを務めている『BASE(ベイス)』。
集客のデータを無料で見ることができるので、お店を改善していくことに役立ちます。
『BASE(ベイス)』は、「お母さんも使える」をコンセプトにしているだけあって、誰でも簡単にEコマースサイトを作成できるサービスです。
『メールアドレス』『パスワード』『ショップURL』の3項目を埋めるだけでショップが開設できちゃいます。
おすすめのBASEショップでは利用者のショップを一部紹介しているので、露出が少ない人には知ってもらえるチャンスがあります。
初期費用・月額料金 | 無料 |
---|---|
販売手数料 | 注文ごとの合計金額(商品代金+送料)から BASEかんたん決済手数料3.6% + 40円 + サービス利用料3% が差し引かれます。 |
振込手数料 | 振込手数料は一律250円。 振込申請額が2万円未満の場合は500円の事務手数料がかかる。 |
登録アイテム数 | 上限なし |
デジタルデータ販売 | 対応 |
利用者数 | 80万店舗/利用者500万人(2019.10現在) |
『BASE(ベイス)』がおすすめな人
- 受注販売をしたい
- ダウンロード販売がしたい
- デザインは整っていれば良いという人
- デザインをカスタマイズするのに有料のテーマを買うのに抵抗がない人
- HTMLがいじれる人(有料テーマを買う必要なし)
\ 初期投資を抑える受注販売ができる /
『BASE(ベイス)』は、私にとって一番マッチした販売サイトでした。
もっと詳しく知りたい人は、記事を個別で書きましたのでコチラをご覧ください。 『BASE(ベイス)』は、在庫を持たないネットショップを作りたい人におすすめのサービス
https://mone-creator.com/base/
STORES.jp(ストアーズ)
『STORES.jp(ストアーズ)』は、2019年7月アップデートが行われたことで、かなり利便性が高くなりました。
デザインも無料で直感的にできるので、質の高いショップが簡単に作れるようになりました。無料でデザインを綺麗にしたい人は、『STORES.jp(ストアーズ)』一択です。
『STORES.jp(ストアーズ)』の魅力は決算方法の多さがあげられます。
クレジットやコンビニ支払いの他に代金引換・楽天Pay・AmazonPay・Paypalと、支払う側のニーズが多いのは購入までの離脱率が下がるので嬉しいポイントです。
また、1商品の登録画像枚数が15枚と豊富で、使用シーンやディテールなどを詳しく載せたい商品を取り扱う場合は『STORES.jp(ストアーズ)』がオススメです。
初期費用・月額料金 | フリープラン(無料)/スタンダードプラン(月額1,980円) |
---|---|
販売手数料 | 購入された代金(商品代金+送料)の5% |
振込手数料 | 振込申請額が2万円未満の場合は250円の振込手数料がかかる |
登録アイテム数 | 上限なし |
デジタルデータ販売 | 対応 |
利用者数 | 70万人 |
『STORES.jp(ストアーズ)』がおすすめな人
- 無料でデザインを綺麗にしたい人
- ダウンロード販売がしたい
- 受注販売を考えていない人
\ デザインを無料でこだわりたい人は /
もっと詳しく知りたい人は、記事を個別で書きましたのでコチラをご覧ください。『STORES.jp(ストアーズ)』はデザイン重視の人におすすめ!! 専門知識不要で簡単にカスタマイズできる
https://mone-creator.com/stores-jp/
minne(ミンネ)
『minne(ミンネ)』は、国内最大級のハンドメイドマーケットです。既製品NGなのでここでしか手に入らないものと出会えます。
『ハンドメイドマーケット』というminne主催のオフラインイベントが定期的に開催されてます。
minneのアトリエや作家さんを特集したminneの本も面白い試みです。
ハンドメイドアプリの中でも決済手段の多さはminneの特徴の1つです。
初期費用・月額料金 | 無料 |
---|---|
販売手数料 | 商品価格の10% |
振込手数料 | 172円 |
登録アイテム数 | 上限なし |
デジタルデータ販売 | 未対応 |
利用者数 | 47万人 |
『minne(ミンネ)』がおすすめな人
- ハンドメイド作家
- 実店舗への興味がある人
\ ハンドメイド作家に優しい /
Creema(クリーマ)
『Creema(クリーマ)』は利用者数が13万人と他と比べて少々少ないですが、新宿ルミネに常設店舗があり、オフラインでの活動にも活かせるキッカケがあります。
また、海外への販売ができるという点で、他のハンドメイド販売サイトとは違った強みがあります。
ハンドメイド業界でも日本製の人気は高いので、海外進出を目指す方は『Creema(クリーマ)』はオススメです。
初期費用・月額料金 | 無料 |
---|---|
販売手数料 | 売上によって変動。商品価格の8〜12% ※前3ヶ月の売上が9万円以上〜21万円未満:商品価格の9.5%(税別) ※前3ヶ月の売上が21万円以上:商品価格の8%(税別) |
振込手数料 | 振込申請額が3万円未満の場合は172円、3万円以上の場合270円。 ※ジャパンネット銀行の場合一律54円 |
登録アイテム数 | 上限なし |
デジタルデータ販売 | 未対応 |
利用者数 | 13万人 |
『Creema(クリーマ)』がおすすめな人
- ハンドメイド作家
- 海外に興味がある人
- ファンが一定数いる人
- 『ジャパンネット銀行』ユーザー
\ 海外進出したい人におすすめ /
『Creema(クリーマ)』は、ジャパンネット銀行をお持ちの方の手数料が安く抑えられます。
ジャパンネット銀行のメリット・デメリット。審査不要で作れるデビットカードが想像以上に使いやすかった

無料ネットショップを項目ごとに徹底比較
でも、それぞれ4社を実際に使ってみて、個性があったから「こんな人はこのネットショプサービスがおすすめ」といった形で紹介していきます!!
4社のサービスをじっくり調べて感じたのは、どのサービスも機能面ではあまり差がなく、基本的にどこでお店を開いたとしてもあまり差が出ないように感じました。
そうなってくると、どこをみてサービスを選べばいいのか困りますよね。
ということで、実際に私が気になった具体的に選ぶときのポイントをあげて比較して行きます。
ハンドメイド販売サイトを選ぶ時のポイント
- 初期費用が低いおすすめのサービスは?
- 販売手数料が一番安い所はどこ?
- 決算方法の種類は?
- 海外展開したいと思っている場合は?
- 集客に不安がある場合は?
初期費用を抑えたい人には『BASE(ベイス)』がオススメ
無料でほとんどの機能が使える点で、『BASE(ベイス)』はオススメです。
そして『SUZURI』さん同様、自分で在庫を持たずに商品を販売できるサービス『pixiv FACTORY』が『BASE(ベイス)』では無料で利用できます。
『BASE(ベイス)』の場合、全てが受注販売ではなく、在庫を持たずに販売できる商品と、在庫を抱える商品を自分で選べるということが嬉しいポイントでした。
初期費用を抑えてネットショップを始めたい方は『BASE(ベイス)』をオススメします。
\ 初期費用を抑えたい人は /
もっと詳しく知りたい人は、記事を個別で書きましたのでコチラをご覧ください。 『BASE(ベイス)』は、在庫を持たないネットショップを作りたい人におすすめのサービス
https://mone-creator.com/base/
手数料を安く抑えたい人にオススメのサービスは『STORES.jp』
手数料を気にする方は多いかと思います。
だけど、一覧で見たところで何が一番安いのか全然わからない。という事で、商品を1000円、送料500円で販売した場合の手数料を出してみました。
商品の値段によってそれぞれお得なサービスは変わってくるので、実際に自分の売りたい商品の価格帯で調べてみることは必要に思います。
BASE | 注文ごとの合計金額(商品代金+送料)から BASEかんたん決済手数料(3.6% + 40円 )+ サービス利用料3% |
---|---|
STORES.jp | 購入された代金(商品代金+送料)の5% |
minne | 商品価格の10% |
Creema | 売上によって変動。商品価格の8〜12% ※前3ヶ月の売上が9万円以上〜21万円未満:商品価格の9.5%(税別) ※前3ヶ月の売上が21万円以上:商品価格の8%(税別) |
BASEは139円
1500円×3.6%+40円=54円+40円=94円
サービス利用料=45円
STORES.jpは75円
1500円×5.0%=75円
minneは150円
1500円×10.0%=150円
Creemaは120〜180円
1500円×(8.0〜12.0%)=120〜180円
\ 手数料を安く抑えたい人は /
決算方法の多いサービスを選びたい人は『STORES.jp』
購入者の希望の決算方法を取り扱っていないお店は、離脱率が下がります。
なので、決算方法を意識される方も多いかと思います。
どのサービスも銀行振込やクレジットやコンビニ支払いはあっても代金引換までは対応していないものが多いです。
BASE | クレジットカード・銀行振込・コンビニ払い・後払い・auかんたん決済・ドコモ払い・ソフトバンクまとめて支払い・Pay-easy |
---|---|
STORES.jp | クレジットカード・銀行振込・コンビニ払い・翌月後払い・Paypal・auかんたん決済・ドコモ払い・ソフトバンクまとめて支払い・楽天Pay・Amazon Pay・代金引換 |
minne | クレジットカード・銀行振込・コンビニ払い・ゆうちょ振替・後払い決済・auかんたん決済・ドコモ払い・ソフトバンクまとめて支払い・ApplePay・GooglePay |
Creema | クレジットカード・銀行振込・コンビニ払い・auかんたん決済・dケータイ払いプラス(ドコモ)・ソフトバンクまとめて支払い・Google pay |
決算方法の多いサービスを選びたい方は『STORES.jp(ストアーズ)』をオススメします。
\ 決算方法の多さで選びたい人は /
日本だけじゃなく海外での販売も視野に入れたい人は『Creema』
海外での販売に必要な条件は、海外からの決済ができる機能が備わっている事が重要です。
ですので、今回紹介したサービスの中で海外対応ができるのは、海外決済にも対応しているPayPalの決済方法が用意されている『STORES.jp(ストアーズ)』もしくは、『Creema(クリーマ)』です。
『Creema(クリーマ)』は台湾版のサイトがあり、台湾現地でのイベントも行っているので、海外での販売に関しては、紹介した4社の中で1番海外向けと言えます。
海外での販売も視野に入れたい人は『Creema(クリーマ)』をオススメします。
\ 海外進出を目指す人は /
集客に不安がある人は、モール型サービスか『BASE(ベイス)』
集客面で不安がある人は多いかと思います。
その場合、1つの場所にいろんなお店が集まる『モール型』がおすすめ。
『モール型』のネットショップは、『minne(ミンネ)』か『Creema(クリーマ)』になります。
人目に触れやすいのも確かですが、モール内での競争率は高いです。
『BASE(ベイス)』は実は、『カート型』と『モール型』が併設しているので、おすすめです。
『BASE(ベイス)』がリリースしていて、500万人が使用しているアプリが、モールの役割をしています。
さらに、『BASE(ベイス)』には、BASE利用者の商品を紹介する、『BASE Mag.』というメディアがあります。
そのメディアに、自分の作った商品を紹介することことができます。
スタッフによる審査があるので、掲載が取り消しになる場合もありますが、人目に触れるチャンスがあります。
\集客に不安な人は /
さいごに
そういえば、もねは結局どのサービスを使う事にしたの?
デジタルデータの販売をしたいのと、在庫を持たないくていいシステムも組み込まれてる『BASE(ベイス)』にしたよ!!
私の場合、デジタルデータの販売と、『SUZURI』同様、在庫を持たなくていいシステムが組み込まれていることを重視したかったので『BASE(ベイス)』にしました。
2019年7月にアップデートが行われた『STORES.jp(ストアーズ)』は、確かに甲乙つけがたいんですが、『STORES.jp(ストアーズ)』には在庫を持たなくていいシステムがないので、『BASE(ベイス)』をガッツリ愛用しています。
\ moneのおすすめを使ってみる /
もっと詳しく知りたい人は、記事を個別で書きましたのでコチラをご覧ください。 『BASE(ベイス)』は、在庫を持たないネットショップを作りたい人におすすめのサービス
https://mone-creator.com/base/
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